読んだら書くだけの存在

漫画や本を読んだ後の個人的感想の記録

20. 『未確認で進行形』 12, 13巻 どうしようもなく愛らしい(バ)カップルマンガ

 恋愛もしくはラブコメは私が読む漫画ジャンルの内、だいたい3割を占めている。これが多いか少ないかわからないが、我がマンガライフに欠かせない存在である。

 

 とはいえ成人して数年経った身としてはあまりにも

ヒロインかわいい!

ちょっぴりえっち

な要素を推しに推している漫画を堂々と読むのはいささか恥ずかしい

 

 そんな理由もあって世に無数に存在する個性あふれたヒロインマンガはあえて買わないようにしていたりする。

 

 

 そんな思いを持ちつつ、結局はちょくちょく買っているのだが……

 

 

未確認で進行形 (12) 特装版 (4コマKINGSぱれっとコミックス)

 

 未確認で進行形はアニメから入ったマンガである。

 

 放送後しばらく経ってからサブスクで視聴してハマった。

 

 ある日突然同い年男子・白夜とその妹・真白と同居することになった女子高生・小紅、しかも彼は許嫁だと言われてパニックになる。しかし一緒に暮らして彼のことを知っていくうちに徐々に気持ちが変化していく。

 

 そんな四コマ形式の王道ラブコメなのだが、なんといってもキャラの可愛さが素晴らしい。

 

 主人公・小紅ビジュアルも言動も全てが可愛い。そして同居人であり小姑である許嫁の妹・真白がとにかくいいキャラをしている。特にアニメ版は声から演技から動きから何から何までカワイイ。テレビを見ながらダンスするシーンはずっとループで観れてしまう。

 

 アニメ版と言えばOPとEDもいい。曲もキャッチ―でノリのいいテンポのアニソンで良曲なのだが画と動き、アニメーションが非常に良い。OP・EDで手を抜くアニメは今でもあるが、そんな中でしっかりクオリティの高いものを製作するアニメ会社は信頼できる。

 

 

 原作漫画から逸れてしまったが、言えるのはただ一つ、ヒロインが可愛い

 あとついでにヒーローも犬っぽくてなかなか可愛い。登場人物それぞれ個性が立っており嫌味がない。

ただし主人公の姉は個人的にあまり好きになれない……

 

 

 今回はすでに購入済みで既読済みの12、13巻を読み返したのだが、さらっと読めて楽しめる。しかし単にキャラの可愛さだけの漫画かというと決してそうではない。展開するストーリーの中には彼女らの過去に触れる話も多々あり、なぜ同居することになったのか、主人公が病弱な理由や許嫁になった経緯、白夜・真白兄妹の秘密など謎も多い。1巻から読むと最新13巻までにおおむね明らかになる。

 

 ゆっくりな物語進行も読みやすい理由かもしれない。

 

 

 甘々な二人のやりとりにキュンとなる日々はまだまだ続きそうだ。